2023年2月の記事一覧
FM岩沼から本校各学科の特色ある取り組みへの取材
本校農業クラブでは,各学科の特色を生かして,日頃から地域へ根差したプロジェクト学習を実践しています。2月6日(月)に,本校の特色ある学習内容や奉仕活動について,地域のラジオ番組でご紹介いただけることになりました。今回FM岩沼の「いきいき農業」担当の窪田アナウンサーが本校に来校し,私たちの取り組みを取材していただきました。
まず初めに,食農科学科では,学校農場で栽培した「トウガラシ」を使って「一味」「七味」の商品開発を進めています。辛さの違う品種を栽培し,それぞれを原料にした商品を開発中です。
2番目に,本校農業クラブを代表する奉仕活動である「天狗巣病剪除作業」を計画しています。この活動について,森林環境科2年の農業クラブ会長 佐藤夢希君から,これまでの歴史と経緯や,作業内容について話をさせていただきました。特に今年は100回目となる節目の年を迎えて,本校農業クラブ員一人一人の活躍に地域住民から期待が寄せられています。この思いに応えられるよう,会長からは,一本一本の桜の木にしっかりと点検し,病気の枝を取り除いて,肥料を散布しますと決意を述べました。取材の中では,大河原町を代表する貴重な遺伝資源を保護していく使命感にあふれた話をすることが出来ました。
3番目に,草花部門では,園芸工学科2年の音羽流翔君他2名が,ウルトラファインバブル水を使ったシクラメン栽培についての研究成果を報告しました。
同じくバイオ部門では,同じく2年の佐藤大輝君他4名が,桜の木のクローン苗の生産や,生徒たちが考えた,緑茶を使った植物活性剤作りについて報告しました。
今回の取材では,来月3月より,短い時間ですが,岩沼市内の皆様にご紹介していただけることとなりました。今後も継続して研究活動に取り組んでいく励みとなりました。
食農科学科の取材の様子 | 天狗巣病剪除作業の取材の様子 |
草花班の取材の様子 | バイオ班の取材の様子 |
樹液採集がはじまりました!
森林環境科の授業の様子です。
今年もメープルシロップづくりにむけて,樹液採集がはじまりました。
今年はイタヤカエデに加えて,ウリハダカエデにも採集装置を設置。
味の違いはあるでしょうか???
森の恵みに感謝して,今年も美味しいシロップが出来ますように!