学校の様子（R４年度）

 　本校農業クラブでは，各学科の特色を生かして，日頃から地域へ根差したプロジェクト学習を実践しています。２月６日（月）に，本校の特色ある学習内容や奉仕活動について，地域のラジオ番組でご紹介いただけることになりました。今回FM岩沼の「いきいき農業」担当の窪田アナウンサーが本校に来校し，私たちの取り組みを取材していただきました。

　まず初めに，食農科学科では，学校農場で栽培した「トウガラシ」を使って「一味」「七味」の商品開発を進めています。辛さの違う品種を栽培し，それぞれを原料にした商品を開発中です。

　２番目に，本校農業クラブを代表する奉仕活動である「天狗巣病剪除作業」を計画しています。この活動について，森林環境科２年の農業クラブ会長　佐藤夢希君から，これまでの歴史と経緯や，作業内容について話をさせていただきました。特に今年は１００回目となる節目の年を迎えて，本校農業クラブ員一人一人の活躍に地域住民から期待が寄せられています。この思いに応えられるよう，会長からは，一本一本の桜の木にしっかりと点検し，病気の枝を取り除いて，肥料を散布しますと決意を述べました。取材の中では，大河原町を代表する貴重な遺伝資源を保護していく使命感にあふれた話をすることが出来ました。

　３番目に，草花部門では，園芸工学科２年の音羽流翔君他２名が，ウルトラファインバブル水を使ったシクラメン栽培についての研究成果を報告しました。

　同じくバイオ部門では，同じく２年の佐藤大輝君他４名が，桜の木のクローン苗の生産や，生徒たちが考えた，緑茶を使った植物活性剤作りについて報告しました。

　今回の取材では，来月３月より，短い時間ですが，岩沼市内の皆様にご紹介していただけることとなりました。今後も継続して研究活動に取り組んでいく励みとなりました。

食農科学科の取材の様子	天狗巣病剪除作業の取材の様子
草花班の取材の様子	バイオ班の取材の様子

森林環境科の授業の様子です。

今年もメープルシロップづくりにむけて，樹液採集がはじまりました。
今年はイタヤカエデに加えて，ウリハダカエデにも採集装置を設置。
味の違いはあるでしょうか？？？
森の恵みに感謝して，今年も美味しいシロップが出来ますように！

仙台中央卸売食肉市場見学（動物科学科　3年生）の様子です。

１月１２日（木），仙台の食肉市場へ見学に行きました。解体されたウシが競りにかけられている様子を見て，肉質を判断したり，値段を予想したりしながら学習しました。

野菜専攻班では令和５年５月の「柴田農林高校・春の苗販売会」開催へ向けて準備を開始しました。現在は主に土作りと販売会場を作製しています。今後は順に野菜の種蒔きと育苗を行って行く予定です。地域の皆様に喜んでもらえるよう頑張っております。

５月１１日（木）～の開催予定です。

フラワーアレンジメント講習会（園芸工学科（草花専攻）２年生）の様子です。

令和５年１月１６日（月）に，「魅力ある専門高校の事業」の一環として，外部講師をお招きしての講習会を実施しました。日頃の授業では，鉢物や花壇用の草花の栽培を中心に学んでいますが，花の利用と活用の視点から，アレンジメントの基本を学ぶ機会になりました。

初めて扱う切り花の名前や香り，特色を体感しながら作品作りに熱心に取り組むことが出来ました。授業終了後は，作品の自己評価を一人一人がコメントを述べて，発表する授業を展開しました。

ドーム型のスタイルの完成品	アレンジメントの基本を学ぶ様子	花の名前を覚えながら花の調整
花の配置や色合いを考えながら作品作り	外部講師によるアレンジメント指導